代表者挨拶

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ご挨拶

広い世界をこの目で見ようと20代前半で日本を飛び出して以来、私はこの地球という惑星が持つ多様性と、その美しさに魅了されてきました。同時に、この壮大なる惑星の生命を支えているバランスがいかに崩れやすいかということ、そしてそれが実際に崩れつつあるということも痛感して来ました。私は、日本国内そしてグローバルな規模で社会・環境に貢献する会社を設立し、運営したいというビジョンを、これまで40年にわたり抱き続けてきました。フロンティアズ・インターナショナルの事業が、「全人類のより良い暮らしに貢献する」という私の長年の夢を実現に近づけてくれていると信じています。

現在地球が直面している問題の解決には、包括的なソリューションが必要です。私は、一次生産から末端消費までのプロセスに対する新たな考え方を提案することでこれに貢献したいと考えています。また、当社の事業をボーダーレスに展開し、地域を問わず、世界各国のあらゆる人々と協働して行きたいと思っています。現在、フロンティアズ・インターナショナルでは、限られた資源の有効利用、環境負担の軽減、そして21世紀のニーズに合ったライフスタイルの創出により、地球環境と人々の暮らしを守ることを目的としたビジネスモデルを構築しています。

私たちは、個人として、一企業として、地球環境と人々のライフスタイルに「バランス」をもたらす方法を模索しています。しかし、従来の生産・消費のモデルではそうした変革が不可能であることは明らかです。必要なのは、より包括的なアプローチで私たちのライフスタイルを変えて行くことなのです。地球全体の繁栄と我々人類の存続に不可欠な「バランス」に重点を置いたライフスタイルへと進化させることが必要なのです。フロンティアズ・インターナショナルは、加速を続け、自然環境から切り離されて行く私たちの暮らしを変えようという思いから設立されました。空気、水、そして母なる自然の恵み全てを消費社会に融合させ、オーガニックで、化学物資を使用しない、出来るだけカーボン・ニュートラルな最高品質の製品を提供したいというビジョンが、当社の原点なのです。自然と調和した、持続可能でより現実的なライフスタイルへと人々を「回帰」させること ― それが、私たちの最終目標です。

フロンティアズ・インターナショナル設立の種がまかれたのは、ボルネオ島のジャングルでテングザルの研究に明け暮れていた大学生の頃でした。私はそこで、生活環境を守ることが種の存続に不可欠であるという事実を目の当たりにしました。仕事や旅行で各国に滞在することでその思いはさらに強まり、当社の設立に至りました。現代社会をより人間らしく生きて行くプロジェクトに、少しでも多くの皆様が協力してくださることを期待しております。事業のパートナーとして、企業理念に共感してくださる協力者として、より良い地球を築くために力を貸していただければ幸いです。

代表者プロフィール

石川 信雄
1950年 東京生まれ。
1974年 東京農業大学 農学部 畜産学科卒業
大学時代は同大学探検部に所属。1969年沖縄与那国島野生動物調査隊にてジャコウネズミの調査に参加。
1970年より東京農業大学第4次マレーシア・サバ州学術調査隊に参加。1年間マレーシアのボルネオ島で過ごし、ジャングルでテングザルの研究に従事。1972年からはインド、ネパール、ビルマ(現ミャンマー)にて家畜調査を開始。

国際的視野
石川はこれまで、マレーシア、ネパール、インド、アメリカ合衆国、台湾、香港、オーストラリア、ニュージーランド、ブータン、イタリアに滞在しビジネスを行ってきた。そして過去35年間、オーストラリア、ニュージーランド、日本を拠点に世界各国を訪れ、ビジネス拡大を図っている。

生産者、そしてコミュニティワーカーとして
石川が最初に従事したのは北海道における酪農業だった。その後、1970年代半ばに渡米。ミズーリ州にて肉牛の生産・飼育を学ぶ。北海道へ戻った後の数年間、生活クラブ生協北海道に勤務し、アメリカで得た知識を生かし、知的障害を持つ青少年や社会適応が困難な青少年を育成するための養豚場、牧場の設立に貢献する。1990年代初頭、ニュージーランド南島のマウント・ハットで鹿牧場を経営する「フロンティアズ・グループ株式会社」を設立し、その後「フロンティアズ・グループ株式会社(日本)」を設立。この2社が、現在のフロンティアズ・インターナショナルの前身となった。

ビジネスマン、そして起業家として
北海道に在住していた1980年代初頭、石川は外食産業に関心を持ち、寿司店をチェーン展開する「みどりや」に入社する。その後4年間、同社の事業開発部門にて、毎年一店舗を新規オープンするペースで活躍。新たにラーメン店チェーンを展開するプロジェクトも担当した。

北海道での10年間、様々な分野で活躍した石川は、ビジネスチャンスを求めて海外へ渡る。最初に滞在したのはオーストラリアだった。札幌での人脈を生かし、1987年日本食レストラン「札幌」をシドニー北部の一等地にてオープン。その後間もなくニュージーランドにて日本食レストラン「Jimmy’s」をオープンする。

また、石川は食料品、アパレル、自然食品、自然化粧品など様々な分野において、中国、香港、台湾の各企業と30年以上にわたりビジネスを行っている他、長年にわたり、日本、アジア地区、オセアニア地区のコンサルタント業務なども行っている。

2013年より東京農業大学生物産業学部の非常勤講師など、教育活動や講演活動にも取り組んでいる。

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